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真夏の六甲全山縦走

このくそ暑いのに六甲全山縦走。

我ながらよおやるわ。

いつもの楽ランM組のメンバーに縦走初挑戦のTCC姐さんと

Kみさん、それに姐さんの友達でなんとハセツネランナーの

T美さんの合計7人がJR塩屋駅に集合。

時刻はAM7:30、日没までの11時間での完走を目指す。

縦走といえば神戸市の大会と労山の大会があるが、どちらも

須磨からのスタート、なぜ塩屋か?

ここで六甲全山縦走の起源についてちょろっと。

大正から昭和にかけての登山家で、加藤文太郎という人がいた。

登山といえば、高価な服装、足回りで身を固めガイドを

雇っての高級なスポーツという面があった時代に、ありあわせの

服装に地下足袋で山を歩き回る、そしてその山行は常に単独行

であった。

山岳界でもかなりの変わり者で有名だったらしい。

そんな彼はまた異常な速さの山行でも名を売っていた。

彼の職場は三菱内燃機関製作所、後三菱航空機を経て

三菱重工へと名を変えていく会社である。当時も神戸の

和田岬にあった。

ある日、彼は早朝に和田岬の寮を出発し、塩屋から山へ入り、

横尾山、高取山、菊水山、再度山、摩耶山、六甲山、大平山、

岩原山、岩倉山と縦走し、宝塚へと出た後、そのまま神戸の町を

歩いて、その日のうちに和田岬まで帰ったという。

総延長100キロを超える道程である。

当時のことであるから六甲山もぜんぜん整備もできてなく

今のようにコース途中に市街地もないし、ほとんどが、

けもの道のような道だったに違いない。

そんな道をすべてのピークを踏みながらその時間内に踏破する

なんてどんな歩き方をしていたのか。すごい先人がいるものだ。

加藤文太郎のことについては新田次郎の小説『孤高の人』に

詳しい。新田次郎も一度だけ富士山で加藤に会っているらしい。

やはり見るからに異常な速さだったらしい。

このエピソードが六甲全山縦走のはじまりだそうである。

ということで塩屋からのスタート。

昨日の大雨はきれいにあがって、適当に曇って日差しがなく

過ごしやすい感じ。

Photo

みんな元気いっぱい。

                                   

                                   

                                   

しかし登ったり、走ったりしだすとやはり暑い。

塩屋から旗振山、鉄拐山からおらが茶屋、高倉台団地を抜け、

栂尾山400段の階段をやっつけ、横尾山から須磨アルプスへと

順調に進む。

このとき悲鳴に近い叫び声、なんだ、どうした。

MAX・Hさんが転倒、こんなところで転んだら、命の危険も・・・。

幸い転んでいくらか滑り落ちた様だが、崖になった所ではなく、

すぐに立ち上がっている。しかしかなり擦りむいているし、

打撲もしているだろう。大事無ければ良いが。

彼は今回高取山までの予定だからすぐに医者に行って下さい。

須磨アルプスの絶景にT美さんから感激の声。

彼女はランナーであると同時に、北アルプスにまで行く

山やさんでもあり、こんな景色が大好きなようだ。

馬の背をわたり気持ちよい風に吹かれたら、東山から

妙法寺の市街地を抜け高取山を登る。

予定時刻から若干遅れ。

高取山からのくだりの月見茶屋で一服、おにぎりタイム。

Photo_2

蚊が多いぞ。

                                  

                                   

                                    

六甲山は毎日登山のメッカ。

六甲山系の周りではいろんなところに毎日登山の会がある。

ここ高取山は中でもさかんな所。この日も近くのお年寄りたちが

登ってきていっぱいやってたりする。     舌なめずり。

先を急ごう。高取山を降りればまた丸山の市街地。

コンビニで給水の補給。さぁいよいよ菊水山の登りだ。

自分的には縦走最大の難所と思っている。

摩耶山の天狗坂、稲妻坂よりもここの方が大嫌いである。

緩むところがなくひたすら階段が続く。

さすがにT美さんは速い。あっという間においていかれる。

けっこう足がつぶれたかな。何とか到着。

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時間的にも遅れ気味に

なってきた。

                                 

                                  

標高が上がらずにアップダウンを繰り返しているので、

涼しくならずに暑い。ハイドレーションシステムに、入れた

1.5Lの薄めのアクエリアスがどんどんなくなる。

何回か補給が必要なようだ。

山王吊橋、鍋蓋山、大龍寺山門、市ヶ原と続く。

ここでT美さんとBGさんが離脱。布引から新神戸、三宮

方面へ下山。さぁ残るは5人、頑張ろうぜ。

天狗道から摩耶山を目指す。登りきる少し手前くらいから

太ももが痙攣気味、おいおいこんなことで最後までいけるか?

だましだまし掬星台へ到着。とりあえずもう急な登りはない。

天上寺からアゴニー坂、今日はサウスロードを通り丁字ヶ辻、

記念碑台でトイレ休憩。さらにゴルフ場、みよし観音を抜け

ガーデンテラスへ。腹が水だらけなので少し実のある物をと

きつねうどんをいただく。だし味がすごくうまくて心地よい。

ももの痙攣もおさまってきた。残り15,6キロ。

当初の予定ゴール時間まであと三時間。

何とか懐中電灯のお世話にならずにすみそうだ。

宝塚へ爆走だ。

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この東六甲分岐点から宝塚までの下りはほとんどが

気持ちよく飛ばせるくだりが続く。

調子に乗って飛ばしていると再び痙攣が襲ってきた。

かんかん飛ばすとやばいみたいだ。

忍者のようにそろっと走ろう。

先が見えてきたのでみんな少し元気になって頑張っている。

もう少しだ。TCC姐さんは前回の縦走の時のTにょろさんの

記録が気にかかっているようだ。

このまま行くと微妙な勝負になりそう。塩尾寺に到着時点で

その記録に20分前、残るは3キロ、頑張れば上回れる。

またまたアスファルトの急坂を爆走。

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ラストスパート

                                   

                                  

                                   

ついに日没の3分後にゴール。

そして例の記録の1分前でした。  さすがーっ。

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コメント

お疲れさまでした。

いろいろご迷惑&ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。体調不良と菊水の階段で完全にグロッキーでした。市が原より西は初めてだったのでよい勉強になりました。

いつか宝塚の急坂まで走り通せるようになりたいものです。

ボガさん
そうですね。西六甲を行きましたから、これで全体のイメージができると思います。
今度は宝塚までという固い意志を抱いて走りましょう。

掲示板にも書きましたが、隊長には本当にお世話になりました。
すっかり六甲の苦しみに魅せられた私。
次回秋バージョン宜しくお願い致します!
今度を脚を引っ張らないように精進して臨みますので。

tacocoさん
お疲れさんでした。
中盤から後半の走りはさすが姐さんすね。
激遅部分を普通くらいまで改善できれば、秋には9時間レベルですね。頑張りましょう。
またよろしくです。

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