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丹生山系縦走

以前からねらっていた丹生山系縦走路へ行ってきた。

ここは六甲山系から谷ひとつ隔てて北側に連なる山々で、

もちろん六甲ほどメジャーでもないし、便利でもないので

ハイキングする人も多くないのだが、その分このあたりの

本当の里山の姿を残しているのかもしれない。

毎年、神戸電鉄主催の縦走大会が開かれており、ハイカーの

中では玄人受けするコースのようで、なかなか人気もあるようだ。

また歴史的にもなかなか面白い伝説が残っていて興味は尽きない。

神鉄の縦走は藍那駅スタートで、丹生山、帝釈山、稚子ヶ墓山、

花折山、金剛童子山、黒甲越、屏風谷、八多、神鉄岡場駅までの

27キロだが最近コースが変更になって、岡場周辺の市街地が

省略され、かわりにスタートが栄駅になり、衝原湖からシビレ山に

取り付くようになったらしい。このため藍那駅から丹生山の間も

通らなくなってしまったが、この道は藍那古道ともよばれている。

歴史上有名な源平合戦のうちのひとつ、一の谷の合戦で

源義経は海岸沿いに陣を敷く平家軍に対し裏山から逆落としに

攻撃をかけた。この場所が六甲縦走でも通る旗振り山から鉄拐山

のあたりといわれているが、京都から亀岡を抜けて篠山まで出て

南下し、丹生山から藍那、鵯越を越えてここまでたどり着いたと

言われている。このため義経道という別名もある。

この歴史の道も通らなくなってしまったようだ。

少し残念な気もしますが、今日はこの新コースにしたがって

行ってみる。

10時半ころ栄駅スタート。

朝は天気が良かったのに曇ってきた。夕方は雨らしいし

最後まで行けないかもしれないなぁ。

Photo

ここから衝原湖までは

サイクリングロードを行く。

しかし、サイクリングロードに

なぜか階段がある。

押して上れるようにはなっているが・・・。

ぶつくさ言いながら走っていると、なにやら爆音が聞こえてくる。

なんとバイクのサーキットコース。

Photo_2

静かな山にエンジン音が

響き渡っている。

えーかいな、そばにはゴルフ場も

あるけど、ゴルフしていても

やかましいだろうなぁ。

すぐに衝原湖の周回道路へ出る。

実はこの衝原湖畔には"箱木千年家"という日本最古の民家が

保存されていて資料館のようになっている。

姫路と奈良にもある3軒のうちのひとつで重要文化財に

なっている。

以前から一度行ってみたいのだが、機会がなくていまだ

実現していない。

今日もできたら行きたかったのだが、時間も

押してきたので、あきらめる。

湖の真ん中あたりにかかる橋を渡って対岸へ。

Photo_3

                                                                     

 

                                                                                                                                             

                                                                                 

Photo_4

ここがシビレ山への取付きだ。

すぐに山道、

山の雰囲気は六甲とは

ずいぶん違う。                                                   

生えている植物もだし、見えている岩が苔むしていたり、

苔むした後があったり、やっぱりひっそりして静かな感じだ。

Photo_5

                                                                      

                                                                         

                                                                         

しばらく行って尾根道に出る。

木の高さが低く、明るい感じ、それに若い松が多い。

下草は笹ではなく、ウラジロがたくさん生えている。

Photo_6

そう、お正月の注連飾りに

使うやつだ。

なんとなく山というより

どっかの庭を歩いているような

気になってきた。

そういえば子供の頃、六甲のふもとでも山へ行くまでの

ちょっとした岡や原っぱはこんな感じだったなぁ。

なんかすごく懐かしい感じがしてきた。

なんて郷愁にひたっていると、シビレ山への登りはどんどん

厳しくなってくる。道にはほとんど手は入っていないから、

砂でずり落ちそうなところ、がけ登り、岩登りのようなところ、

谷底へ転げ落ちそうな細い道、いろいろ変化に富んで面白い。

ようやくシビレ山を越え、丹生山へ向かう。

Photo_7

このあたりは少し森が

深くなった感じ、暗くさびしい。

縦走路は丹生山手前を

帝釈山へと向かう。

丹生山頂には丹生神社があるので行ってみたかったが

ここもパス。

その代わりといってはなんだが、丹生城跡の看板。

Photo_8

羽柴秀吉の三木別所攻めの時、

焼き討ちにあった城である。

しかしよくこんな山の上に

城を作るもんだ、それに

トレイルシューズもない時代にわらじで岩やブッシュだらけの

こんな山道を走り回っていた当時の

人ってどんな足をしていたのか。

帝釈山への登りもまた同じく辛い登り。

やっとピーク。

Photo_9

おにぎりタイム。

南を見れば菊水から

摩耶山への稜線が見える。

その手前には鈴蘭台の街並み。

けど空模様が気になる。

雨の降り出しも早そうだし、次の山、稚子ヶ墓山を越えたら

箕谷の方へ降りることにする。

箕谷スポーツホテルに入浴施設もあるみたい。

さて稚子ヶ墓山への登りはまた思いっきりのガレ道。

ここの石たちも苔むしていて緑の道。

Photo_10

石はごろごろ動いて

歩きにくいことこの上ない。

                                 

ここ稚子ヶ墓山は丹生山系の最高峰。

Photo_11 変わった名の山ですが

丹生山のお城が焼き討ちされ

この山まで逃げてきた侍童、稚児たちが

この山でたくさん斬られた。

その時からこの山の名前が

こうなったそうである。

さらに縦走路の次の山は花折山、殺された子供たちを哀れんで

里の村人たちが花を折って供えたところからこの名がついた。

悲しい名前が続きますね。

さてお風呂へ向かって降りるはずが少し道を間違ったみたいで

道があるようなないようなところを降りてしまった。

ただ少し降りすぎてしまったみたいなので風呂はパスして

箕谷の駅へ向かうことに。

駅に着く前くらいから雨が降り出してきた。

降りてきて正解。スタートから約18キロ、ちょっと物足りませんが

初めての山はなかなか楽しかった。

ただ上りも下りも険しくて走るところが非常に少なかったのが

もうひとつでしたが縦走路をもう少し行くと走れそうな感じも

あるし、もう一度完走しに来なくっちゃ。

けど夏は暑いかも・・・。

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コメント

相変わらず頑張ってますなぁ^^。

次回、栄駅から出発するときは、近くにうちのお客さん(ジェラート)の店によって、糖質を補給してから走ってや^^;

丹生山系に行かれたんですね。
少し前に神戸新聞だか、サンテレビだかで紹介されいて、気になったいました。
トレイルが結構ワイルドな感じで、面白そうですね。
今度、私も行ってみます。

Dさん
なにも無さそうな駅だったけど、そうなんや。ちゃんと営業してまんな。
ジェラートがあるんなら、こっちをゴールにしようかな。

もっくん
いやぁ、なかなか厳しい山でした。標高はしれているんですが、前日までの雨で粘土質の土が滑る滑る。ガレ場が多いし、石は不安定だし、登りも下りも急勾配、ランニングという意味ではストレスたまりますが、山遊びと考えると結構面白かったですよ。

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