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ぶらっと高知

今回は旅と歴史のお話、ランはちょっとだけ。

雨がやんだと思ったら寒波の襲来の中、ぶらっと高知へ出かけた。

明石大橋から淡路島を縦断、鳴門大橋から徳島へ入る。

徳島道を西進、吉野川S.Aで一服。

12月に松山へ行った時にも止まった所だ。

うどんがおいしいのだが、開店までもう少し。

その間にまわりを少し散策。

吉野川は昔から暴れ川として有名で、坂東太郎の利根川、

筑紫次郎の筑後川、とともに四国三郎と呼ばれ、三大暴れ川に

数えられている。

この吉野川S.Aは、この四国三郎が作った景勝地のひとつ、

美濃田の淵のそばにあり、遊歩道を少し歩けば、さまざまな

奇岩、怪岩の眺めを堪能できる。

Photo  

獅子舞岩・鯉釣り岩・妹背岩・

うなぎ巻岩・作造岩等という

名がついているらしいが、

どれがどれかは

わかりません。

さてうどんをいただいてから出発。

井川池田I.Cでいったん地道に下りて、これも有名な吉野川の

作った芸術品、大歩危、小歩危を目指す。

ここは以前にも来ているのだが今日は中2の息子がご同行なので

久しぶりに寄ってみることにした。

Photo_3

小歩危を過ぎて景色を

楽しみながら車を

走らせていると、

mont・bellの大きな看板、

モンベルの大歩危店だって。

大きな駐車場に車を止め、

川を見下ろすと、そこは、ラフティング、カヤックの一大拠点に

なっている。

Photo_2

店内もそっち方面の商品が

いっぱいだ。

また山では剣山や石鎚山も

近いし、なかなか

面白そうです。

さらに少し進むと本家、大歩危です。

昔ながらのドライブインと川下り舟のスタート地点。

今日は対岸からロープを張って、こいのぼりを泳がせている。

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水面にうつる影が本当に鯉が

泳いでいるようです。                   

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でも泳ぐ向きが反対だぁ・・・。

祖谷のかずら橋も行こうかと

思っていたが、時間も押して

きたので省略、

再び高速に乗り、高知へ。

今度高知へ行くにあたり、うなぎのうまい店があるよと聞いて

いたので、今日のお昼はうな重だ。

南国市は浜改田にある"かいだ屋"がそれ。

なぜだか駐車場の真ん中に鋼材を組んだ架台の上にセスナが

乗せられている。 これはわかりやすい。

ここのうなぎは注文を受けてから生きたうなぎをさばきだす。

高知といえばカツオですが、うなぎもうまかった。

近頃よくある脂がのるのはいいけれど、ギトギトのうなぎではなく

皮は香ばしく、身はうまみたっぷりだけどあっさりしていて、

またタレはこの素材を邪魔しない上品な味、これにサラダと

肝吸いがついています。

これが1700円、安いか高いかはそれぞれでしょうが、

大満足でした。

さて、いよいよ高知市内へ入る。

♪高知の城下へ来てみぃや、爺んばも婆んばも、みな踊る、

   鳴子片手に、みな踊る~♪

なんて口ずさみながら歴史好きとしてはとりあえず高知城へ。

高知城は、山内一豊が関が原での功により、遠州掛川5万石から

土佐26万石に封ぜられ、築いた城です。

大手門から城内へ入るとまず迎えてくれるのが板垣退助さん。

Photo_6

フロックコートを着て右手を

前へ出すよく見るポーズです。

自由民権運動で有名ですね。

暴漢に襲われた時に

「板垣死すとも自由は死せず」

と叫んだとか、でもこの時は怪我だけだったようです・・・。

階段を上がっていく。 

Photo_7

石垣が古い。

                   

                     

                    

                    

Photo_9

見上げると、その石垣が

いくつか重なった上に

天守がみえる。

                   

                     

                      

Photo_8

美しい・・・、いいお城だなぁ。

                 

                    

                     

                   

Photo_10

少し上った所に大きな馬と

女性の銅像。

2006年の大河ドラマ

"功名ヶ辻"で仲間由紀江が

演じた千代さんです。

夫山内一豊が信長に仕えていた時代、まだ無名の

家来でしかなかった一豊は、馬揃えで信長の目にとまろうと、

良い馬を探していました。

そんな時、馬商人が連れていた立派な馬をどうしても手に入れたく

なるが、先立つ物がない。

これを見かねた千代さんは嫁入り道具の中から、夫に何か

あった時に役立てるようにと渡されていたお金を一豊に

差し出したのです。

これで馬を買った一豊は信長の覚えもめでたく、出世街道を

進み始めるという有名な逸話です。

でも土佐に来た一豊さんも千代さんも苦労されたようです。

長宗我部元親の家来だった一領具足と呼ばれる土佐の

地侍たちは、反抗したため、弾圧や慰撫を繰り返し、

なんとかかんとか、土佐の国を作っていったようです。

この時からの対立が幕末になっても変わらず、今の大河ドラマ

龍馬伝で描かれているように、一豊にもともと仕えていた家来

たちの末裔の上士と、地侍たちの末裔の下士との間には、おおきな

格差があったようです。

けれど、この下士たちの上士に対する不満が幕末を動かす

エネルギーになったのは確かですが、しかし彼らは死にすぎた。

吉村虎太郎、武市半平太、中岡慎太郎、坂本龍馬など、維新まで

生きていればとてつもない政治家になったであろう下士たちは、

幕府に殺され、土佐藩にも裏切られ、どんどん命を落として

いった。その数は長州や薩摩以上です。

そして新しい日本で実を取ったのは、上士である板垣退助や

後藤象二郎であったのは皮肉というしかない。

しかし、薩摩の西郷、大久保、長州の桂、伊藤などと比べると

小粒感は否めず、薩長土といわれるけれども、一流どころが

絶えてしまった土佐は主流にはなれなかったというところか。

Photo_11 これは山内一豊の像。

けど城外にある。

お千代さんは城内、

何でだろう。

              

                   

                    

                      

さて、高知城から定番の桂浜へ向かう。

中学の修学旅行以来だ。

Photo_12

龍馬像を見上げ、桂浜を歩き、

坂本龍馬記念館を見学。

龍馬の手紙やお龍さんとの

新婚旅行などを見るとつくづく

思いますが、坂本龍馬という

男はほんと現代のその辺で

うろうろしてそうな感覚を

持っている人ですね。

さあ、そろそろ宿へ向かおう。

本日のお宿は少し東へ向かい夜須というところ。

宿を取るにあたって、龍馬伝のせいもあるのか、

どこもいっぱい。やっと取れたのがここ。

野洲とか、夜須とか、やすという地名には縁があるようだ。

リゾートホテルという触れ込みのお宿でした。

夕食は海賊焼きということで海鮮と牛、豚の鉄板焼き。

海鮮はもちろん野菜やフルーツが美味しい。

さてさて、あくる日は早起きして近くをランニング。

まずは海岸沿いを西進して手結岬。

Photo

竜宮様だって・・・。

Photo_2

手結岬

                 

               

                

Photo_3

手結港、土佐藩屈指の

良港だそうです。

この古くからある港を

整備したのが野中兼山、

土佐藩2代藩主山内忠義の

家老にして、天下の三山と称された人。

三山とはまずはアメリカ大統領ジョン・F・ケネディが

尊敬していたという上杉鷹山。

米沢藩9代藩主、藩の財政を立て直した名君として

知られています。

もう一人は熊沢蕃山といい陽明学者で備前岡山藩の初期の

藩政改革に功のあった人。

野中兼山も土佐藩の藩政改革を進め、財政を好転させたと

言われている。また彼は土木事業に功績が多く、この手結港も

その優れた技術を今に伝えている。

Photo_4

            

石垣が見事です。

              

               

                  

この港の入口にはこんな物が。

Photo_7可動橋です。

1時間おきに開いたり

閉まったりしているようです。 

迂回路ですぐ

回れるんですが・・・。

さらに西へ行くとヤ・シィパーク。

  Photo_15 

"道の駅やす"のまわりに

海水浴場、ヨットハーバー

ビーチバレーコート、

こども広場などがあり

海辺の公園です。

Photo_5  

道の駅の駐車場には

大きなキャンピングカーが

3台ほど泊まっていた。

うらやましいね。

Photo_10

すぐ横を遍路道が

通っている。

            

                

                

いたるところにこのような無料の休憩所も。

Photo_11お遍路さんをみんなで

応援しています。

四国では普通にある

風景ですね。

ぜひお遍路マラニックを

やりたい。

 Photo_8 

そうして今度は国道沿いの

こんなサイクリングロードを

東進する。

                

急に開けた浜が見えた。

 Photo_9   

琴ヶ浜というらしいんですが、

ここもウミガメの上陸地の

ひとつだそうです。

               

                

宿へ戻り、朝風呂をいただいてから朝飯をぱくつく。

やはり魚と野菜とフルーツがおいしい。

バイキングだったので朝から思いっきり食べすぎです。

今日は安芸方面へ向かう。

阪神のキャンプ地はほっといて・・・。

Photo_12

三菱の創始者、岩崎弥太郎の

生家です。

Photo_16

三菱の紋。

岩崎家のもともとの家紋

「三階菱」と土佐山内家

の家紋「三つ葉柏」を

あわせて出来た

そうです。

さあそろそろ帰路方面へ向かおう。

その前に酒蔵探しだ。

 Photo_13安田あたりでこんな酒蔵を発見。

清酒玉の井を造る南酒造。

純米吟醸の生酒を

仕入れました。

さああとは室戸岬とウェルカメの美波町を通って帰る。

 

Photo_14

 

室戸岬の中岡慎太郎像

誰が言ったか、桂浜の

龍馬像と向かい合って

立っているというが、

この人はどう見ても

真南を向いている。

北西方面にある桂浜

に向いているとはどう無理をしても言えない。

みんながそうあって欲しいと思っただけのようですね。

室戸を越えると急に鼻がむずむず。

どうやら東風に乗って紀伊半島のヒノキの花粉が吹き付けて

いるようです。半島の東側と西側でぜんぜん違います。

今度は徳島に向けて北上です。

最後の寄り道、ウミガメの町美波町。

Umigame

ウミガメの産卵地

大浜海岸です。

            

               

すぐ近くにはウミガメ博物館カレッタがあります。

もう遅かったので閉まっていましたが・・・、残念。

初夏から夏にかけて海亀の上陸があるそうです。

一昨年は39頭でしたが去年は12頭だったとのこと。

海亀の産卵には細心の注意をはらっているようですが、

年によりむらがあるようだし、大変な作業です。

昔はどこの浜にも勝手に上がってきていましたが、現在は意識して

整備してやらないと、産卵できる環境は整わないようです。

さあ、遅くなった、帰ろう。

今回は姉ちゃんたち二人は置いてきぼりで嫁と息子と

三人旅でした。

息子はいつもはどこへ行っても興味無さげでしたが、今回は

姉ちゃんにカメラを借りてきて、景色をパチリパチリ。

すこし意識が変わってきたかな。

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コメント

吉野川の大歩危、小歩危はラフトをするものなら一度下ってみたい場所。waveよだれが出ますー。happy02

四国で高知だけ行ってません。高知も行って見たいけれど、なかなか機会が…。rvcar遠いし…。

世は龍馬ブームなのですかね?観光客がおおぜい来ていましたか?coldsweats01歴史をたどれば、龍馬以外にも見所の多い場所ですよね。shine地理的には僻地であったにもかかわらず、歴史を動かす人物が登場するのは、黒潮越しに外洋を眺めることができる地理的条件故なのか、はたまた土地柄故なのか…。shine自分の肌で、足で感じてみたいものです。

いいですね歴史散策ブログ。
96年ぐらいかな。四国ぐるっと一周したのは・・。
勿論、自家用車で。まあ、チャリンコ荷台に乗せて、
車をおいては、ツーリングに出かけてましたけど。

淡路~徳島~阿波池田~大歩危小歩危・祖谷・かづら橋~高知・桂浜~中村・四万十~宇和島・松山道後温泉~香川・丸亀・金毘羅~瀬戸大橋・岡山
西宮発着で合計1000キロ。
3泊4日でぶらり歴史旅でした。

当時、幕末かぶれで「・・生家」は、萩も含めて網羅していたような・・。あんまり覚えていないけど。
室戸岬の慎太郎像は知りませんでした。

あと、
>坂本龍馬という男はほんと現代のその辺で
>うろうろしてそうな感覚を持っている人ですね。

面白い!ちょっと同意してしました。

まあ、実際にも魅力ある人には違いないですが、司馬遼太郎小説「竜馬がゆく」も主人公として脚色があるのも間違いないわけで・・。
昔NHKの「堂々日本史」で、坂本竜馬、薩摩エージェント説といった特集やってましたね。
今、再放送すれば、おそらくNHK抗議の電話ジャンジャンでしょうけど・・

また、京都にお越し下さい。
歴なお話しましょうか。

ぶらっと って素敵です。高知は行ったら見たいものが満載ですが とても遠く感じてました。同じ関西エリアの方がぶらっといけるなら そのうち考えてみようかと思います。 山之内一豊像 郡上にもありますよね。歴史も地理もおバカなので 彼らは転々としてるとしか相方は教えてくれません。 うーん知りたいです。 どんな本読めば出てくるか教えてください。

たいしょうさん
モンベル大歩危店を見た時、たいしょうさんとナルさんの名前が浮かびましたよ。
きっと来たことあるんだろうなと思っていましたが、まだでしたか。
ホテルや旅館がいっぱいだったのでとてつもなく混んでいるかと思いましたが、そうでもなかったです。
もともと宿泊するところのキャパが小さいのかもしれません。
気のせいかもしれませんが、現代人でも高知や鹿児島の人間は何か違った感じを受けるんですが、民族的な何かがあるのかも・・・、うがちすぎかな?

みやじゅんさん
幕末暦男さんでしたか。
私も歴史に興味を持ち出したのは学生時代に司馬遼太郎を読みあさってからです。
司馬史観なんて特別な物のように言われますが、自分にとってまず司馬史観ありきでした。
だから龍馬がなくなった年齢よりすでに20年以上も年を重ねてきた今でも、彼はスターであり、尊敬する人間であり、ちょっとおっちょこちょいで抜けたところもある友達でもあります。
京都を走り回ったあとに、歴史の話で一杯、こたえられませんなぁ。
よろしくお願いします。

naruさん
わが家は時々ぶらっと行き当たりばったりの旅に出ることがあります。
とんでもない物を見つけたりして楽しんでます。
郡上にも山内一豊像があるんですか?
きっと奥さんの千代さんが郡上八幡城主遠藤氏の娘という説があるのでそのせいかもしれませんね。
私の歴史の知識は司馬遼太郎などの小説を読みあさった結果です。山内一豊であれば「功名ヶ辻」ですね。
今週は六甲に来られるんですよね、楽しみにしています。

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