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雪の愛宕山

連休初日、京都西山の愛宕山へ行ってきた。

登りやすい山ですが、今日まで機会がなくて初登りです。

山頂に愛宕神社があります。

京都人の台所には「火廼要慎」と書かれた愛宕神社の火伏札が

ほとんどといっても良いくらい貼られているそうな。

東側の比叡山とともに京都の人にとっては身近な山で

火伏せ、防火に霊験ある神社として栄えてきました。

歴史のある山のご多分に漏れず、修験道の祖とされる

役小角の創建で、和気清麻呂が中興、平安時代には歴史上

著名な人物がたくさんかかわっているようです。

明智光秀が本能寺を攻めるにあたり、吉凶を占ったが3度 凶を

引いた後、4度目にやっと吉が出たという。

そしてその翌日、連歌の会を催し、

「時は今、天が下しる、五月かな」と決意を秘めた歌を詠んだのが

ここ愛宕神社でした。

明治になると参詣道にはいくつもの茶店でにぎわったそうで、

おまけに嵐山から鉄道とケーブルカーまで延びてきて、ホテル、

山上遊園、スキー場まで設けられ一大リゾート地になっていた

そうです。

つまり登るには現在の方が不便ということですな。

戦時中にこれらは撤去されてしまったようです。

さてさて、嵐山からバスで清滝まで行き、参詣表登山道を登る。

約4キロ、2時間の道程です。

最初はコンクリートの道や階段です。

明治期のケーブルカーの跡も見えています。

参道の脇のそこかしこには建物跡らしき平坦なところが目に付く。

茶店の跡なんでしょう、たくさん立ち並んでいたんですね。

ここで人とであったときの挨拶は特別だそうです。

降りてくる人には”おくだりやす”、登ってくる人には

”お登りやす”と言うそうです、京都ですなぁ~。

Photo

だんだん雪が多くなってきた、

この分だと山頂辺りは

かなりの積雪だろう。

                  

    

五合目を過ぎると大杉大明神、

大きな杉の大木です、

杉が多いですねぇ。

さらに行くと水尾別れ、水尾からの参道との合流点です。

Photo_2

右へ登ると黒門、

さすが立派な門です。

この辺まで来ると

木々の枝についた

霧氷が美しく成長しているのが見える。

Photo_3

自然の造形美ですね。

                 

                  

                      

                                  

黒門をくぐるとよく写真で見る灯篭が並んだ景色、      

雪をかぶってことさら美しい。

Photo_4                 

                  

                   

                     

                 

          

中にはこんな灯篭も

ありました、雪だるまの灯り?

Photo_5

ここですいた東屋が

あったのでお参りの前に

腹ごしらえ、例によって

バーナーで湯を沸かし、

おにぎりとカップヌードル

シーフード。

雪の中で食べるとまた格別、

何でこんなにうまい。

               

さらにに階段を上ってお参りです。

Photo_6

数十メートル上がった

だけだと思いますが

山頂はかなり寒い。

しっかりした手袋を

していても指先が       

しびれてきます。

早々に退散です。

さて下山ルートは神社の裏から

Photo_7

まずスキー場跡をのぞく。

霧氷と雪景色の道が続く。

愛宕山でこれだけ霧氷が

見れるのはめったに

ないそうです。

Photo_8

スキー場といっても少し木が

まばらな感じがするだけで

痕跡は見当たりません、

そらそうか・・・。

少しラッセルしてみました。

Photo_9

夏場には枝や木の葉に

かくれて見ることが出来ない

竜ヶ岳や地蔵山を

眺めながらそろそろ下山です。

                             

ルートは神明峠道から神明峠へ出て、林道を下って

水尾の里へ出ます。

ここには清和源氏の祖となった清和天皇の陵があります。

頼朝や義経のご先祖様ですね。

京都は周囲が山ですから山の麓の山里には結構古墳が

あったりします。こんなのを訪ね歩くのも楽しいかも・・・。

幸運なことに水尾からは保津峡駅行きのマイクロバスが

出ていたので飛び乗る。

かわりに保津峡から嵐山までは歩いてみました。

この道は京都一周トレイルの1部のようですが猿が

わがもの顔に走り回っているし、なかなか楽しい道でした。

当然保津川下りのルートですから景色はなかなかのものです。

ようやく鳥居本へ到着。

Photo_10

さらに嵯峨野へ

入っていく。

いつもにぎやかな

ところですが、寒い日の

夕方だからか人がいない。

静かな静かな嵯峨野でした。

これが本当の姿でしょうね。

腹ペコにつき嵐山でビールと湯豆腐をいただき、帰路につく。

なんか満足な一日でした。

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コメント

お札も貼ってないし、そんな挨拶も初耳の似非京都人の私です。
でも、愛宕方面には京都のラン仲間(ジャンさんと同じく嘘つきさん)に
何度か連れてってもらい、裏道が多いのに驚きます。

しかし嵐山から清滝までバスですか!
私のような鈍足でも走りますよ!
いや、早歩きかな?
ジャンさん級のランナーの殆どが喜んで走る試峠も
ぜひまた体験しに来て下さい。

愛宕山をまったく知らなかった頃、以前、京都一周トレイルを走りに行った時清滝から愛宕山へたくさんの人が登りに行くのを見てびっくりした覚えがあります。fuji最近古文の問題文を読んでいて愛宕山が出てきて、やはり由緒ある山なのね…と思っていたところでした。flair

それにしてもけっこう雪が積もっていますね。三重の山でも意外な山にスキー場跡があってビックリしますが、ここにもあったのですね。snowboardしかもケーブルカーまであったとは…。sweat01やはり愛宕山はなかなか奥が深い山ですね。一度登ってみなくてはなりませんねー!shine

真っ白な雪と濃い空の色。樹氷の木々にジャンママさん。気持ちの良さそうな一枚ですね。camera

たいしょうさん
これだけ寒くても六甲は全然雪はないのに、別世界でした。
標高でいえばほとんど一緒なんですが、ボリュームのある独立峯ぎみで風格のある山ですね。
大きな神社ができたのも人気があるのも納得です。
ぜひ登ってみてください。

わたっこさん
すみません、この日は完全にランのスイッチはOFFになってました。
裏道というか奥のほうの道で地蔵山や竜ヶ岳へ行くのも楽しそうですね。

超亀コメントですみません。

私も愛宕にはよく行きますが、1月末にはケーブルの線路跡をたどって登りました。
やはり上の方は雪が多くて、アイゼン歩行でしたね。

他にもいろいろな道があって面白いですよ。
また機会があれば、ご一緒してくださいね。

まりもさん
愛宕山は歴史的にも山としてもほんと興味深い山ですね。
霧氷も見れたし、自分の中では高ランクの山です。
周辺の山へつながる道も面白そうでした。
ぜひ案内してください。

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