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北アルプス鹿島槍ヶ岳

GWに友人が亡くなった鹿島槍ヶ岳に登ってきた。

追悼、慰霊、いやお別れ登山というべきか。

7月16日(金)9:00過ぎ、自宅出発。

彼女と山の会で一緒だったお二人を京都で拾って

4人での山行となった。

豊科ICから大町、そして大町アルペンラインをとおり、

17日(土)2:45 扇沢の駐車場へ到着。

ここは黒部への拠点にもなっており、こんな時間にもかかわらず

車がいっぱいだ。連休初日ですもんね。

同乗のお二人がさっさと二人用のテントを設営、

こちらは車の中で仮眠をとる。

朝6:00動き出す。

おにぎり、パンなどをかじりながら身支度。

廻りはすでにどんどん出発していっている。

こちらも7:00過ぎには出発、少し車道をくだり爺ヶ岳登山口から

取り付く。

Photo

この登山口で登山の計画書を提出するのだがここにはちゃんと

担当者が計画書をチェックしていて、雷など天候に注意するように

アドバイスをもらう。 そうですよね、雷は怖い・・・。

ここは柏原新道といって、鹿島槍ヶ岳への稜線にある種池山荘と

冷池山荘を経営するオーナーが手作りで開いた道です。

Photo_2

急傾斜のない登り易い道だが、そこそこの斜度の道がずっと

続いていく感じ、ほっと気を抜ける所がなく、精神的には

なかなかしんどい。

それに最初は樹林帯の中だし風も通らなくて汗が吹出して来る。

ちょっと出過ぎな感じがする、体調が悪いのかもしれない。

高度も上がってきて風も通りだすし、他の三人さんは

花を見つけるたびに撮影大会が始まるので、ペース的には

超スローペースなので問題はありません。

4時間足らずで種池山荘へ到着。

Photo_3

早めのお昼にします。

なぜだかうまい山のカップヌードル(シーフード)と残りのおにぎり。

今日の予定は次の小屋、冷池山荘まで、あと3時間弱の予定。

爺ヶ岳までの稜線

Photo_4

このころからメンバーの一人が眠い眠いを連発、倦怠感、

頭痛もあるようで高山病ですね。本人さんもなりやすいのは

承知のようで、薬などでごまかしながら進みます。

爺ヶ岳南峰へ到着、次に中央峰、北峰と続くのですが、

嫁もかなり足に来ているし、この二つは巻いていきます。

左手には雄大な立山、剣が見えるはずだが、

ガスにおおわれてほとんど見えない。

たまに思わせぶりにちらっ、ちらっと部分的に見せてくれる。

この爺ヶ岳の廻りでは高山植物の女王と呼ばれる

コマクサが見れました。

Photo


花の形が馬(駒)の顔に似ているところからこの名があります。

他の植物が生育できないような砂礫地に育ち、

小さな花なんですが、根はなんと1mにおよぶこともあります。

傾斜地の砂礫ですからどんどん動くのでそれに対処するため

らしいです。

強いですね。古くから薬草として売られていたようです。

腹痛の妙薬だそうです、もちろん今は取ってはいけません。

爺ヶ岳付近は高木はなく、ハイマツくらいしか生えていない。

このハイマツ、地を這うことからこの名があるんですが、

なかなか面白い植物で伸びていった方向の枝のまわりの

環境が悪くなると、この枝を枯らし別の方向へまた枝を

伸ばしていく、根は動かないですけど見かけ上

100mほど動いたように見えることもあるらしいです。

高山の小さな花も美しいですが、他にも変わった植物も

ありそうで、面白そうですな。

ということでそろそろ冷池山荘に到着です。

今日歩いてきた爺ヶ岳からの稜線

Photo_9

明日はいよいよ鹿島槍です。

7月17日(日)

すでに3時台から早立ちの人たちの気配。

こちらは5時の朝食なので4時起床と思っていたが、ゆっくり

寝ていられない雰囲気。

ごそごそ起きだして近くを散策。

そろそろ空が明るい。

Photo_2

4時40分頃、日の出です。

Photo_4

黒部方面にも日が当たりだした。


Photo_3

朝食を済ませるとすぐ出発。

早起きのおかげで早く動き出せた。

天気のいい日の早朝です。

Photo_15

昨日ガスで見えなかった周囲の山もすべて見渡せます。

雲ひとつないというか雲は雲海になって下にたまっています。

Photo_9

ドピーカンとはこのことか。

Photo_5

八ヶ岳と富士山が見える。

布引山を越え、鹿島槍ヶ岳南峰へ最後の登りです。


Photo_6

山荘から2時間弱で頂上に立つ。


Photo_7

ここで彼女は・・・。


Photo_8

こんな景色も見れるような天候ではなかったんでしょうね。


Photo_10

難所として有名な五竜への八峰キレット


Photo_11

北峰との間の吊尾根

しばらく山頂でたたずむ。

そろそろ下りよう。


Photo_13

黒部渓谷へ続く棒小屋沢



Photo_14

山荘へ戻ってきた。

預けていた大きなザックを担いで下山です。

下りはあまりお花に引っかからずに快調に下れました。

今日は青木湖のそばの大向キャンプ場でキャンプ。

明日は八方尾根へゴンドラとリフトで上がりお手軽登山です。

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コメント

すてきなすてきな山、空、雲、花…ですね。美しく雄大な風景で私たちの心を和ませてくれる自然!でも、この場で悲劇も起きたと思うと、自然の厳しさも忘れてはならないと改めて感じます。私は直接お会いしたことはありませんが、改めて哀悼の意を表します。ジャンさんたち友人が、こうして追悼登山で訪れてくれ、きっと喜んでくれているでしょうね。

あぁ、それにしても美しい光景!心惹かれます。山を、標高の高い夏山を歩いてみたい気持ちが高まっていきます!

たいしょうさん
やはりこの景色には心奪われますね。
とはいえ、この間嫁に言われました、あなたは昔はこういう景色に対する
感動の言葉は無かったよだって。
確かにそうかもしれないと自分で納得。
でもこれに反応できる感性が年を経て育ってきたのならそれはそれで
素晴らしいことだと自画自賛しています。
それ以上に勝手な思いかもしれないけれど、そういう景色が見れるように
待っててくれた彼女にも感謝です。
安らかにと、願うのみです。

ご一緒させていただき、ありがとうございました。
お陰様にて、無事、慰霊登山ができました。

信じられないほどいいお天気で、素晴らしい景色とお花に巡り合えました。
そして、充実した楽しい時間でもありました。

また、ご一緒ください。

maririnさん
お疲れ様でした、ほんといい天気でしたね。
やっぱり待っていてくれたんでしょうね。
私もいろんな話を聞かせていただいてすごく楽しかったです。
ありがとうございました。
また火起こしお願いしますね。

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